高水山の大木
2012.03.22 Thu 20:21
春の霧雨の幻想。高水山の登山道脇の大木の威風。静かに木は、日本の現状をどんな風に眺めているのでしょうか?ジタバタの政治、放射能汚染した山河、高齢化社会の孤独でしょうか。それとも、爽やかな熱戦の高校球児、災害ボランティアで汗をかく人、パラリンピックに挑戦している選手たちでしょうか? 人はその時の気持ちで上を向いたり、下へうつむいたり定まらないことが多い。大木はじっと同じ場所、同じ方向で逃げないで闘いつづけている。そしてはるかに長い寿命で人の営みを眺め続けています。