受動喫煙、歩行喫煙などの対策
2010.12.12 Sun 22:32
…今議会の一般質問で
いま開会されている議会では、タバコに関する問題について取り上げました。
厚生労働省は、受動喫煙が原因で肺がんや心臓病になり死亡する人が、国内で毎年約6800人に上ると発表。そのうち女性が約7割近くを占めているということでもありました。
独立行政法人国立がんセンターによると、受動喫煙によって肺がんの危険性が1.3倍に増加し、特に女性の肺腺がんに限ると約2倍にもなるということ。また乳がんの原因となり、子宮頸がんを悪化させる因子ともなる可能性も指摘されています。
また、たばこの副流煙には完全燃焼によって吸い込む煙よりも発がん物質など有害な化学物質が多量に含まれているといわれています。
2003年の健康増進法の制定をきっかけに分煙などの取り組みがされていますが、市内の公共施設での分煙の取り組み、市立病院周辺での喫煙の問題、未成年者への喫煙防止教育、日野駅・豊田駅と3箇所に設置されている喫煙スポットの現状と課題などに触れ、喫煙、受動喫煙による健康被害を防ぎ、市民の皆様の健康を守る取り組みを求めました。
併せて、いろいろな地域で対策のお声をいただいている犬の糞の不始末の問題、ネコのえさやりの問題などについても取り上げました。
市民の皆様からも身近な環境の問題として関心が高い、駅周辺地域での路上喫煙、また歩行喫煙の問題、そしてタバコのポイ捨ての問題などについては、第2次日野市環境基本計画が策定されていくなかで、さらに充実した取り組みを求めたところです。